魔法の国のコロコロ・マロンの旅3

作 M・O

   

魔法の国のコロコロ・マロン日記3タイトル画

恐竜があらわれた?

なんと

コロコロ・マロンたちが みつけたのは、とっても あったか ゆったりの おんせんじゃった。

コロコロ・マロンたちは、さっそく おんせんに はいって くつろいだのじゃ・・・。

「うわー、あったかいねー。」「ほっか、ほっかでごさるなー。」」

「うーん。ごくらく、ごくらく。」

マロンたちが、おんせんで ゆったりと くつろいでいると、

森のなかから いたずら こあくまの グレムリンが そぉっと やってきた。

マロンたちの ようすを 岩のかげから うかがって・・・。

いたずらグレムリンは、マロンたちのけんが おいてあるばしょに ちかずいていくと・・・。 

グレムリンは、マロンたちのけんを わきにかかえて あるきだしたのじゃ・・・。

「フフフフ、しめしめ。」

しかし、コロコロ・マロンたちは、いたずらグレムリンのことに

 ちーゃんと 気がついて おったのじゃ・・・。

「うむ、あやしいやつ!」 

いたずらグレムリンは、コロコロ・マロンたちが 気づいている こともしらずに、

マロンたちの けんを どおしてやろうかと、ワクワクしながら かんがえて おったのじゃ・・・。

「へへへへ、まぬけな おさむらい たちだ。」

コロコロ・マロンたちは、そうだんをして あることを きめたのじゃ・・・。

「あーして、こーして。よし、そおしよう!」

コロコロ・マロンたちは、いたずらグレムリンの さきまわりをして

 おどかして やることにした・・・。

「そーと、そーと。」

コロコロ・マロンたちは 岩のうしろに かくれて、

いたずらグレムリンが やってくるのを まったのじゃ・・・。

「おっ、きたきた。」

コロコロ・マロンたちは 魔法をつかって、いたずらグレムリンを

 こらしめて やることにした。

マロンたちは、つむじ風をおこして きょうりゅうを よびだしたのじゃ・・・。

「えーい、つむじ風のわざだー。」

マロンたちは、きょうりゅうに いたずらグレムリンのことを せつめいして、

きょうりょくを してくれるように たのんだのじゃ。

「これこれしかじかでねおねがいもうす。」

おっ、そうこうするうちに グレムリンが やってきた・・・。

コロコロ・マロンたちが、かくれてまちぶせ しているとも しらずに、

いたずらグレムリンは マロンたちの けんを、とくいそうに

 かざしながら やってきたのじゃ・・・。 

いたずらグレムリンが やってくると 岩のうしろに かくれていた きょうりゅうが、

ながいくびを、ひょいと のばして グレムリンを くわえあげたのじゃ。

「う、うわー。なんだー!」  

いたずらグレムリンは びっくりして、にげようと もがいたが 

きょうりゅうに がっちりと くわえられていて だめじゃった。

 きょうりゅうは、グレムリンを グルグルと ふりまわしたり、

ぜんごさゆうに ゆすぶったりと したのじゃ・・・。

「うわー、たすけてくれー。もう、いたずらはしないよー。」

コロコロ・マロンたちは、きょうりゅうに れいをいった。

「よし、もういいだろう!ありがとう きょうりゅうさん。」

すると、きょうりゅうは、グレムリンを くちから ぱっとはなして、

「いやー。なんのなんの このしきのこと。」といって たからかに わらったのじゃ・・・。

コロコロ・マロンたちは、グレムリンの いたずらに ちゃーんと 

気づいていたことを せつめいしたのじゃ・・・。

「うわーーい、マロンのさむらいたちめー。おぼえていろよー。」

われにかえった いたずらグレムリンは、ぴょーんと とびあがると、

あわてて 森のほうへ にげだして いったのじゃ・・・。 

きょうりゅうくんは、コロコロ・マロンたちに 「じゃあ、またね。」

 といって、つむじ風のなかに もどっていったのじゃ・・・

  

Creators Collection      ホームページランキング デザイン・芸術部門       人気WEBランキング

←トップページヘ  コロコロ・マロン4へ→